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問題45|第25回 精神保健福祉士 国家試験 ④精神保健福祉の理論と相談援助の展開

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題45 次の記述のうち、この場面で実習指導者JさんがGさんに行う実習スーパービジョンにおける発言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

Gさんの精神科病院での精神保健福祉援助実習は、中盤に差し掛かっている。この日、デイケアでは統合失調症のメンバーを対象とした社会生活技能訓練を行い、Gさんはコ・リーダーを担った。ロールプレイの場面でGさんは、それまでずっと発言しなかったメンバーHさんに対し、「今の場面で良かったところはどこですか」と発言を促した。すると、Hさんは何も言わずに怒った様子で部屋を出ていってしまった。その様子を見たGさんは、何も言えずにぼう然としてしまい、その後のコ・リーダーとしての役割ができなくなった。夕方の振り返りでGさんは、「うまくできなくて、Hさんを怒らせてしまった。実習を続けていけるだろうか。精神保健福祉士には向いてないかも」と実習指導者Jさんに涙ぐみながら話した。
次の記述のうち、この場面で実習指導者JさんがGさんに行う実習スーパービジョンにおける発言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「今後はHさんと少し距離を置くようにしましょう」
  2. 「Hさんの行動は症状からくるものだから、大丈夫ですよ」
  3. 「ロールプレイ時の状況を振り返って、Gさんの行動を確認してみませんか」
  4. 「Gさんの担当教員に実習中断の連絡をしておきます」
  5. 「社会生活技能訓練をもう一度学ぶために課題を出します」

設問について

精神保健福祉援助の場面およびスーパービジョンについての理解が問われる問題。

ソーシャルワークにおけるスーパービジョンとは、社会福祉機関や施設において実施される、スーパーバイザーによるスーパーバイジーへの管理的・教育的・支持的機能を遂行していく過程を指す。言い換えれば、スーパーバイジーの援助の質を高め、よりよい実践ができるよう、スーパーバイザーが具体的な事例を通して適切な指導・助言を行うプロセスである。

弘文堂テキスト

スーパービジョン関係において、スーパーバイザーが3つの機能ー管理・教育・支持ーを提供することによって、スーパーバイジーの技術・知識・態度・倫理的基準の発展を促し、利用者へのサービスの質を向上させるものであり、専門職育成の過程である。

弘文堂テキスト

各選択肢について

選択肢1:「今後はHさんと少し距離を置くようにしましょう」

×

スーパーバイザーによる一方的な指示であること、またその指示の内容が不適切。

選択肢2:「Hさんの行動は症状からくるものだから、大丈夫ですよ」

×

Hさんの行動についての理解、安易な慰めが不適切。

選択肢3:「ロールプレイ時の状況を振り返って、Gさんの行動を確認してみませんか」

援助技能を高め、専門職として効果的なサービスを提供し、職業上の自己実現が図ることにつながる声かけであり、スーパービジョンの教育的機能にあたる。

また、振り返りで「うまくできなくて、Hさんを怒らせてしまった。実習を続けていけるだろうか。精神保健福祉士には向いてないかも」と涙ぐみながら話すGさんの精神的サポートにもつながる(支持的機能)。

選択肢4:「Gさんの担当教員に実習中断の連絡をしておきます」

×

Gさんは実習を中断したいわけではない。

選択肢5:「社会生活技能訓練をもう一度学ぶために課題を出します」

×

GさんはSSTがわからないわけではない。

正答

3(「ロールプレイ時の状況を振り返って、Gさんの行動を確認してみませんか」)

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学11年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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