新型コロナウイルス感染症の影響で、今年度のスクーリングはオンライン学習となりました。
この記事では、最終日=4日目に相当する動画を視聴&レポートの取り組みをまとめています。
↓1年次のスクーリングについての記事はこちら
スクーリング4日目の内容
視聴する動画は以下の通りで、合計約2時間程度。
課題は、今回はレポート1つ(1200字程度)。
4日目の動画、内容は以下の通りです。
- 前回課題の解説
- スクーリング4日目の説明
- 事例とワークの読み上げ
- 講師によるロールプレイ
- 講師講話
- 講師座談会(1)
- 講師座談会(2)
- レポートについて
動画3、4:事例、ロールプレイ
スクーリング4日目の事例は、コロナ禍における子ども食堂の運営)を通して地域の問題(子どもを支える)を考える、というものでした。
動画5:講師講話
スクールソーシャルワーカー、母子生活支援施設、社協等様々な職場、職種で働く講師による話。
動画6、7:講師座談会
講師の自己紹介、こんなことを踏まえて実践している、こんな社会福祉士になってほしい、等が語られました。
レポート課題
今回の課題は、スクーリング4日間の事例や課題を通して、自分に足りないと感じたこと、ロールプレイを見て自分ならどのような対応を考えたか、などを振り返り、実践の場で活かしていくための自分自身の気付き(自己覚知について)を1,200字程度で述べる、というものです。
ポイントは以下の2点。
- スクーリングで学んだ、相談援助における基本的な知識や技術を理解・整理し、自分自身が相談援助の場面で実践することを想定したときに、どのような知識や技術が必要と感じたか、また、その場面において自分ならどのような思いをもって対応をしようと考えたか(自己覚知)、についてのまとめとする。
- スクーリングでは本来であれば、自分自身で模擬面談やロールプレイ等を実際に経験し、知識や技術と共に、自己覚知にも結び付けていくはずだった。ロールプレイの場面を自分に置き換えて、自分ならどのように対応しようと思ったか(講師と自分との対応の違いを理解したか)、その場面において、自分自身の持つ感情について理解したうえで、レポートに取り組むこと。
今回のレポート課題の進め方
なるべく時間をかけず、効率的に進めるために、先にレポート課題の取り組み方を考えました。
- レポート課題の内容を確認
- 動画を1.5倍速で視聴
視聴しながら、気づいたこと等、レポートに盛り込めそうな内容をメモ - スクーリングの復習
スクーリング1~3日目の学習内容を非常にざっくり復習しながら、レポートに盛り込めそうな内容をメモ - レポート執筆
時間をかけないといっても、レポートに取り組んだ結果自分に身に付くものがなかったら、今回レポートに取り組んだ意味が本当に何もなくなってしまいます。
なので、最短の時間で、最高の成果が出るように、という意味の効率の良さを目指します。
テーマ分析
今回の提出するのはレポートなので、基本的に歯毎度お馴染み下記記事に則って進めます。
社会福祉士を養成するにあたって、なぜ「事例や課題を通して自分に足りないと感じたこと、ロールプレイを見て自分ならどのような対応を考えたか、などを振り返り、実践の場で活かしていくための自分自身の気付き(自己覚知について)」考えさせたいのか、ということです。
なので、テーマは「今回のスクーリング4日間における自己覚知まとめ」と言い換えられそうです。
自分の心の動き・反応のし方や考え方、行動といったものの傾向・癖、知らずに身に付いていた価値観、偏見について、今回のスクーリングでどれだけ気付き、今後の学びや実践につなげていけるか。
そこを端的にまとめて論理的に書けていれば、及第点はもらえると思います。
課題文の中にある「ロールプレイを見て自分ならどのような対応を考えたか」に反応して「自分ならこうすると考えた」を細々書くよりは、「○○と考えた自分には、××な考え方をする癖があると気付いた、だから今後は/実践の場においては・・」といったことを書く方が、点数は上がると思われます。
材料を集め、考える
材料を集める
「今回のレポート課題の進め方」の項に書いた、
- 動画を1.5倍速で視聴
視聴しながら、気づいたこと等、レポートに盛り込めそうな内容をメモ - スクーリングの復習
スクーリング1~3日目の学習内容を非常にざっくり復習
で材料を集めます。
キーワードは「自己覚知」。
自己覚知というラベルで括れそうなことを片端からメモしておきます。
また、今回は大変親切なことに、レポートを書く際のポイントが示されました。
自分自身が相談援助の場面で実践することを想定したときに、どのような知識や技術が必要と感じたか、また、その場面において自分ならどのような思いをもって対応をしようと考えたか(自己覚知)、についてをまとめるわけです。
また、ロールプレイは講師の例を見ましたが、本当は受講生がやるはずでした。なので、ロールプレイの場面を自分に置き換えて、自分ならどのように対応しただろうか(講師と自分との対応の違いに気付き理解したか)、その場面で自分はどんな感情になっただろうか、などを理解して、レポートに取り組むことが求められています。
このポイントを踏まえて、レポートに盛り込むべき内容をメモします。
この時点では箇条書きでOK。
考える
材料を集めたら、書く前にそれらを整理します。
カテゴリ分けをして、それぞれのカテゴリにタイトルを付けます。
カテゴリ分けしたら、目次を作ります。
書く順序を考えるという作業です。
先に考えたカテゴリのタイトルがナイスだったら、そのままレポートにも使えます。
レポートに目次を入れるかどうかは別として、ここではレポートの構成を考えます。
書く
前項で考えた構成に従って、集めた材料を文章にします。
後日返ってきたレポートの評価はAでした。
でも、自身の自己覚知についてかなり赤裸々に書いていて、ブログで発信したい内容ではないので、掲載はしません。
他のレポートと同様、レポートのテーマに即した内容で、レポートを書く際のポイントが押さえてあれば、合格点はもらえるのだろうと思います。
スクーリングの中で自分の心の動きを観察したことは、普段からそうなんじゃないかとは思っていたけれどもやっぱり・・という感じで、自分に足りないもの・自分の至らない部分を改めて認識することにつながりました。
そういう気付きが得られれば、スクーリングを受講した意味が(オンラインとはいえ)あったのかもしれません。