こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
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目次
問題6 次の記述のうち、患者と初めて面接を行うときの対応として、適切なものを1つ選びなさい。
- 患者よりも先に家族から話を聞く。
- 机を間にして真正面に向かい合って行う。
- 可能な限り専門用語を用いて面接記録を記載する。
- できるだけ「閉じられた質問」で面接する。
- 情報を得ることよりも患者との信頼関係を築くことを重視する。
設問について
精神科の面接場面に関する理解が問われる問題。
中央法規「理論と相談援助の展開」Iテキスト第8章第1節「面接を効果的に行う方法」p306-315が参考になります。
各選択肢について
選択肢1:患者よりも先に家族から話を聞く。
×
面接に家族等が同席する場合、まず患者に話を聞く。
選択肢2:机を間にして真正面に向かい合って行う。
×
真正面で対面するよりも、90度の位置関係で座った方が、緊張感や不安感をもたらしにくい。
机などの境界物は、初対面の時は特に必要。
クライエントが非常に緊張している場合には、そばに並んで座る方が緊張をほぐす場合もある。
選択肢3:可能な限り専門用語を用いて面接記録を記載する。
×
専門用語や学術用語は優先ではなく、患者や家族の言葉に基づいて記載することが望ましい。
選択肢4:できるだけ「閉じられた質問」で面接する。
×
開かれた質問の方が、患者や家族の気持ちを汲み取り、患者の主観に基づく情報を得るためには適している。
必要に応じてオープン/クローズを使い分けられることが重要。
選択肢5:情報を得ることよりも患者との信頼関係を築くことを重視する。
〇
情報収集のための質問は二の次で、先ずは話を聴き信頼関係を築く。
正答
5(情報を得ることよりも患者との信頼関係を築くことを重視する。)
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