こんにちは、ブジカエルです。
2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。
この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。
↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題
目次
問題8 次の記述のうち,精神科を主たる診療科名として 標榜する診療所について,正しいものを 2 つ選びなさい。
- 在宅医療を提供できる。
- 開設者には精神保健指定医の資格が必須である。
- 自立支援医療(精神通院医療)を利用できる。
- 精神保健福祉士の勤務が必須である。
- 「医療施設(静態・動態)調査」(厚生労働省)によると,2011 年(平成 23 年)以降,診療所数が著しく減少している。
設問について
精神科医療機関の治療構造の中でも、特にクリニックについての理解が問われる問題。
精神科医療機関の治療構造については、中央法規当該科目テキスト第2版p256~。
各選択肢について
選択肢1:在宅医療を提供できる。
〇
在宅医療(訪問診療・往診)についてはテキストp270~。
選択肢2:開設者には精神保健指定医の資格が必須である。
×
そういう規定はない。
選択肢3:自立支援医療(精神通院医療)を利用できる。
〇
選択肢4:精神保健福祉士の勤務が必須である。
×
そのような人員配置基準はない。
選択肢5:「医療施設(静態・動態)調査」(厚生労働省)によると,2011 年(平成 23 年)以降,診療所数が著しく減少している。
×
中央法規当該科目テキスト第2版では、「近年では精神科診療所の数が急激に増加しており」と。
厚生労働省>医療施設調査・病院報告(結果の概要)から、ついでに心療内科も。
平成23年(2011)医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況>医療施設調査>施設数
・精神科 :5739(5.8%)
・心療内科:3864(3.9%)
令和2(2020)年医療施設(静態・動態)調査(確定数)・病院報告の概況>医療施設調査
・精神科 : 7223(7.0%)
・心療内科: 5063(4.9%)
正答
1(在宅医療を提供できる。)
3(自立支援医療(精神通院医療)を利用できる。)
第23回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら
第23回 精神保健福祉士 国家試験対策 過去問題しゃぶり尽くし 【(1) 精神疾患とその治療】 問題1 次のうち,摂食,体温,情動の調節に関わっている中枢神経の部位として,正しいものを 1 つ選びなさい。 問題2 次のうち,この患者...