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《ノート1》脳の構造と機能|精神保健福祉士 国家試験 直前期対策

本を読むウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2024年2月の精神保健福祉士国家試験合格を目指しています。
試験を1か月と2日後に控え、得点UPを目論み、ノートを作ることにしました。

まずは、1科目目「精神疾患とその治療」から、脳の構造と機能についてのノートです。
脳に関心はあるけど、この項目の問題はとても苦手なので。

ちなみに、苦手領域のノートを作るのは、学校の試験対策動画でも直前期の学習方法として勧められていました。

目次

過去6回分の過去問から、脳の問題ピックアップ

第20回:脳と精神機能の局在に関する問題

問題1 中枢神経とその機能に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 前頭葉では、空間や身体の認知が行われる。
  2. 頭頂葉では、意欲や意志の統合が行われる。
  3. 側頭葉では、言語の理解が行われる。
  4. 辺縁系では、筋緊張の調整が行われる。
  5. 大脳基底核では、自律神経系の統合が行われる。

第21回:神経系の構造

問題1 神経系の構造に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 末梢神経系は脊髄と末梢神経からなる。
  2. 間脳は視床が大部分を占める。
  3. 脊髄の上端は小脳に続く。
  4. 錐体路は脊髄で交叉する。
  5. 大脳基底核は大脳皮質にある。

第22回:自律神経系の機能

問題 1 次のうち,交感神経の活動の高まりを示すものとして,正しいものを 1 つ選びなさい。

  1. 瞳孔の縮小
  2. 脈拍の減少
  3. 血圧の低下
  4. 消化液の分泌減少
  5. 腸管蠕動の亢進

第23回:中枢神経系の機能

問題 1 次のうち,摂食,体温,情動の調節に関わっている中枢神経の部位として,正しいものを 1 つ選びなさい。

  1. 中脳
  2. 小脳
  3. 視床
  4. 視床下部

第24回:中枢神経系の機能

問題2 次の記述のうち、脳の各部位の働きとして、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 大脳皮質は情動をつかさどる。
  2. 延髄は呼吸をつかさどる。
  3. 小脳は体温調節をつかさどる。
  4. 視床は食欲をつかさどる。
  5. 視床下部は平衡感覚をつかさどる。

第25回:該当問題なし

脳の構造と機能について問う問題はなく、滅多に出題のない他の項目からの出題が目立った。

試験に出そうな内容を整理する準備

目標レベル設定

過去問の選択肢の1つ1つについて、正誤の判断とその根拠の説明を、何も見なくてもできるようになればよし。
それでも正答できない問題であれば諦める。

使う教材等

  • 中央法規の養成講座テキスト
  • 中央法規の過去問解説本
  • 自分で作った解説ページ
  • 社会福祉士養成講座テキスト『人体の構造と機能及び疾病』

中央法規の養成講座テキストや過去問解説本は、細かい。
業務上の助けにはなるが、試験対策としては細かすぎる。
なので、社会福祉士の養成講座テキスト『人体の構造と機能及び疾病』も使うことにする。弘文堂のテキストで、適度に大雑把。

ノート本編

神経系

神経系は、以下の2つに分けられる。
 ー中枢神経系
 ー末梢神経系

(1) 中枢神経系
 ー脳(大脳・小脳・(間脳・)脳幹)
 ー脊髄

〇大脳:人間ならではの高次の機能。
・前頭葉・後頭葉・側頭葉・頭頂葉に分かれる。
・思考、記憶、判断、感覚、運動、創造性、社会性等の機能。
・情報を収集・識別してそれに応じた運動を命じる。
・知識を蓄積し、記憶と関連づけて理解し、言葉で説明したり、新たに記憶したりする。

●大脳の脳葉
・前頭葉:運動野が対側の随意運動、意欲・意志に関与。
 障害:運動性失語症、反社会性行為、遂行機能障害等。
・頭頂葉:感覚野が対側の体性感覚(温度、痛覚、触覚等)を受け、感覚情報を統合して空間や体の認知を行う、目的ある動作を遂行する。
 障害:失行、読み書き障害、計算障害、反側空間無視等。
・側頭葉:情動、記憶、聴覚情報処理、言語理解に関係する統合。
 障害:感覚性失語症等。
・後頭葉:対側の視覚情報の処理。
 障害:視覚失認

●その他
・大脳基底核:大脳深部に存在する。運動の調節等。
 障害:パーキンソン症状、舞踏病、アテトーゼ等不随意運動。
・辺縁系:海馬・扁桃核・視床下部など
 記憶、情動、本能、自律機能などに関与

〇小脳:大脳の後下方、脳幹の背側。脳幹と結びつく。
・体を動かすための情報を処理、人体の基本的な活動を支配。
・筋の共同運動、筋緊張、平衡感覚等を司り、滑らかで協調のとれた運動、運藤の学習に関与。生命維持に欠かせない運動指令を出す。

〇脳幹:大脳半球と脊髄を結ぶ部分、間脳+中脳+橋+延髄。生命維持の基本的な活動を支配。
・間脳:視床+視床下部
-視床:嗅覚以外すべての感覚を大脳に伝える。意識の保持に関与。間脳の8割を占める。
-視床下部:自律神経系の統合中枢として生命活動に欠かせない機能、ホルモン系の働き、情動を司る。摂食・体温・概日リズム調整・睡眠・性機能などの中枢。
※情動=恐怖、怒り、悲しみ、喜びなど、感情の中でも自律神経系の活動や他の身体活動や行動を通して客観的に観察できる変化。
・中脳:視覚、聴覚の伝導路の中継点
・橋:顔、目を動かす神経が出ている
・延髄:呼吸中枢、心臓中枢の他、発語、咀嚼、淵源、唾液分泌の中枢が一し、生命の維持に不可欠な機能。

〇脊髄:頸椎から腰椎にかけて伸びる神経線維の束
・全身の皮膚や筋肉からの情報は脊髄を通って脳に送られる
・脳からの指令も脊髄を通って体の各部位へ送られる
・脊柱管の中に存在し、その上端は延髄へ移行する。
・錐体路は、延髄から脊髄へ入る直前で交叉して左右が入れ替わる。

(2) 末梢神経系
 ー脳神経
 ー脊髄神経

 ー体性感覚(感覚神経、運藤神経)
 ー自律神経

こんなところか?
ということで。一応、終わり。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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