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問題6|第20回 精神保健福祉士 国家試験 ①精神疾患とその治療

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題6 次の記述のうち、患者と初めて面接を行うときの対応として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 患者よりも先に家族から話を聞く。
  2. 机を間にして真正面に向かい合って行う。
  3. 可能な限り専門用語を用いて面接記録を記載する。
  4. できるだけ「閉じられた質問」で面接する。
  5. 情報を得ることよりも患者との信頼関係を築くことを重視する。

設問について

精神科の面接場面に関する理解が問われる問題。
中央法規「理論と相談援助の展開」Iテキスト第8章第1節「面接を効果的に行う方法」p306-315が参考になります。

各選択肢について

選択肢1:患者よりも先に家族から話を聞く。

×

面接に家族等が同席する場合、まず患者に話を聞く。

選択肢2:机を間にして真正面に向かい合って行う。

×

真正面で対面するよりも、90度の位置関係で座った方が、緊張感や不安感をもたらしにくい。

机などの境界物は、初対面の時は特に必要。
クライエントが非常に緊張している場合には、そばに並んで座る方が緊張をほぐす場合もある。

選択肢3:可能な限り専門用語を用いて面接記録を記載する。

×

専門用語や学術用語は優先ではなく、患者や家族の言葉に基づいて記載することが望ましい。

選択肢4:できるだけ「閉じられた質問」で面接する。

×

開かれた質問の方が、患者や家族の気持ちを汲み取り、患者の主観に基づく情報を得るためには適している。

必要に応じてオープン/クローズを使い分けられることが重要。

選択肢5:情報を得ることよりも患者との信頼関係を築くことを重視する。

情報収集のための質問は二の次で、先ずは話を聴き信頼関係を築く。

正答

5(情報を得ることよりも患者との信頼関係を築くことを重視する。)

第20回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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