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問題75|第20回 精神保健福祉士 国家試験 ⑤精神障害者の生活支援システム

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題75 包括型地域生活支援プログラム( ACT )に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。

  1. 24時間365日体制の支援を行う。
  2. スタッフ一人に対して、担当する利用者は30人以下が最適とされている。
  3. 多職種で構成されるチームアプローチで行う。
  4. 通所型の支援システムである。
  5. 支援対象は、軽度の精神障害者である。

設問について

包括型地域生活支援プログラム( Assertive Community Treatment )についての理解が問われる問題。
中央法規「制度とサービス」テキスト第6版p126-127。

発行日:平成22年の資料だけど、良さげなのでメモ。
厚労省の事業で作られた、コンボ制作のACTガイド。さすがコンボ。
厚生労働省 平成21年度障害者自立支援調査研究プロジェクト成果物 【指定テーマ7】2 特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構

各選択肢について

選択肢1:24時間365日体制の支援を行う。

緊急時や危機介入も対応。

選択肢2:スタッフ一人に対して、担当する利用者は30人以下が最適とされている。

×

スタッフ10名程度のチームに対して、担当する利用者は100名程度とされている。

選択肢3:多職種で構成されるチームアプローチで行う。

精神科医、保健師、看護師、作業療法士、ソーシャルワーカー、臨床心理士、ピアサポーター等の多職種チームで行う。

選択肢4:通所型の支援システムである。

×

訪問型。

選択肢5:支援対象は、軽度の精神障害者である。

×

従来の治療では改善しにくい統合失調症や気分障害等で、重度の精神障害者が対象。

正答

1(24時間365日体制の支援を行う。)
3(多職種で構成されるチームアプローチで行う。)

第20回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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