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問題40|第21回 精神保健福祉士 国家試験 ④精神保健福祉の理論と相談援助の展開

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題40 次の記述のうち、精神科リハビリテーションにおけるチームアプローチで各構成員に求められるものとして、正しいものを1つ選びなさい。

  1. それぞれの視点でモニタリングを行い、その結果を共有する。
  2. 意見が対立した場合は、外部の専門家に決定を委ねる。
  3. インフォーマルな関係形成を控える。
  4. 緊急事態が起きたときも、意見の一致を優先する。
  5. それぞれがチームの目標を設定し、職種の専門性を発揮する。

設問について

精神科リハビリテーションにおけるチームアプローチについての理解が問われる問題。

チームアプローチについては、中央法規当該科目テキストIの方のテキストp240~255。

各選択肢について

選択肢1:それぞれの視点でモニタリングを行い、その結果を共有する。

チームアプローチを機能させる要素の一つが、情報の共有とクライエントに関する共通理解。

それぞれの専門職の観点からクライエントやクライエントが置かれている環境の評価(診断やアセスメント)がなされ、それらが統合されることで、クライエントのニーズに対して包括的に、かつ重層的にサービスが進められる。

選択肢2:意見が対立した場合は、外部の専門家に決定を委ねる。

×

チームアプローチにおいて多専門職は、それぞれの役割や専門性を相互に理解し尊重する、対等性を守り違いを認めて侵食しようとしないこと、等が必要。

選択肢3:インフォーマルな関係形成を控える。

×

チームアプローチにおいて構成メンバーは、日常的コミュニケーションを通じて信頼関係を育てることも必要。

選択肢4:緊急事態が起きたときも、意見の一致を優先する。

×

緊急事態においては、意見の一致よりもクライエントの安全確保や危機回避が優先される場合がある。

選択肢5:それぞれがチームの目標を設定し、職種の専門性を発揮する。

×

チームの目標達成のために、それぞれが専門性を発揮してチームに貢献する。

正答

1(それぞれの視点でモニタリングを行い、その結果を共有する。)

第21回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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