こんにちは、ブジカエル(@buji_kaeru)です。
歯科検診、受けていますか?
高校までは学校で受けてたけど、その後は検診は受けていないとか、もう5年も歯医者さんに診てみらっていないとか、そんな人も多いのではないでしょうか。
口臭や虫歯、歯周病のなりやすさも個人差がありますが、歯科検診は年に複数回受けるのが正解です。
虫歯&歯周病ゼロを目指して口腔管理にこだわる健康管理士が、現時点で正解と考えられるお口のケアについてまとめました。実践している私はもう何年も虫歯・歯周病に悩むことなく過ごしています。
口臭にうるさい夫からもクレームなし。
複数の歯科クリニックのウェブサイト制作・運営の企画・ディレクションや、院長先生のコラムの代筆を5年以上担当していました。歯医者さんにインタビューする他、専門書も読むなどして勉強して得た知識をもとにしています。
歯のケア、口腔ケアは、年代によって変わります。子供や10代の若い人、高齢期の人には、このページの内容が当てはまらない場合もあるのでご注意ください。
歯科検診は2~3か月に1回
お口のケアは、自分で行う「ホームケア(セルフケア)」と、歯科クリニックで行う「プロのケア」の両方が必要です。
歯科医院では主に、
- 普段の歯磨きで、磨いているつもりでも実は歯ブラシが届いていない部分
- 自分では見えない場所にできた虫歯
- ひっそり進む歯周病
このようなことをチェックし、問題があれば対処してくれます。
プラス、歯周の掃除や、歯に付着した色素汚れを取ってもらったり、セルフケアについて教わったりします。
虫歯や歯周病の予防は、まずは歯科クリニックに予防のために定期的に通うことが大切です。
歯磨きでは歯ぐきも磨く
歯磨きの時、歯と歯ぐきの境目も磨きましょうと聞いたことのある人は多いと思います。確かにそこは磨く必要があるのですが、実は、歯ぐき全体も磨く必要があります。
口の中の細菌は、歯だけでなく歯ぐきにもついています。
歯磨きは、「歯をきれいにすること」ではなく、「口の中全体の細菌を減らすこと」と考えた方が良いのです。
軽くマッサージするくらいでもいいので、歯ぐきも磨きましょう。
歯ブラシは2~3週間で交換
今使っている歯ブラシ、いつから使っているか覚えていますか?
歯ブラシの寿命は意外と短く、普通のものであれば2~3週間です。
最低でも月1ペースで替えていきましょう。
毎月8日は歯の日、ライオンの戦略に乗るのも一興です。
https://st-app.jp/haburashi/koukan/pc/tab.php
*電動歯ブラシや特殊なものを除きます。
竹歯ブラシとか、どういう頻度なんでしょうね。
ちなみに私は、今は電動歯ブラシ派です。
ブラウンのなんだか高いやつを買いましたが、ここまで高くなくても良い製品はあると思います。短時間でツルツル&ぴかぴかになりますよ!
歯磨きは最低1日2回、寝る前はマスト!
歯磨きの回数は、1日の間に最低2回。
ただし、歯磨きのタイミングには少し注意が必要です。
*虫歯的には
食後10分~15分ほどすると、虫歯につながる口の中の酸化が進みます。そのため、口の中の酸化が進む食後10分~15分以内に歯磨きするのがベターです。
*酸蝕的に
酸性の食べ物や飲み物を摂った後すぐに歯を磨くと、歯へのダメージが大きくなります。そのため、酸性の食品を摂ったら、すぐに水で口の中の酸性度を落とすなどしましょう。
寝ている間は、だ液の分泌が減って、口の中の細菌が激増します。
寝る前の歯磨きは必須ですよ。
ちなみに、歯磨きのし方も1~2年に一度くらいは歯科クリニックで教わった方がいいです。
磨き方の癖や、歯ブラシがいつも届いていないところ等は誰にでもあるので、1~2年に一回は、口の中を赤く染めてもらって、自分の歯磨きの癖を自覚して、正しい磨き方を習うのがおすすめ。
歯磨き・口腔ケアのアイテム
通常の歯磨きに加えて、以下の3つ(または4つ)を併用するのがおすすめ。
使い方は、メーカーのサイト等にも載っていますが、かかりつけの歯医者さんで習うのがベストだと思います。私も先生や歯科衛生士さんに教わりました。
デンタルフロス、歯間ブラシ
歯と歯の間の歯垢除去に。
エアフロスもおすすめ!
某芸能人が愛用していたので、私も2020年から使い始めました。
スポットブラシ
歯ブラシが届きにくいところのケアに。
歯磨きのついでに舌磨き
歯周病でないのに口臭がする場合のニオイのもとは、舌苔である場合がほとんどだとか。
舌磨き用のツール使用がおすすめです。
歯磨きに魔法の水「POICウォーター」
虫歯、歯周病、口臭予防のホームケアに、抜群の威力を発揮してくれます。
最近、ネットショップではPOICウォーターが売っていないのか?
楽天等では買えなくなっているようです。
私は歯科クリニックで購入しています。
使い方はとても簡単で、
- 口に含んで20~30秒ブクブクする
- 口に含んだまま歯磨きする
- すすぐ
以上。
私は2017年頃から使い始めました。
ポイックウォーターで歯磨きすると、歯がツルンツルンになります。また、朝起きた時の口の中の感じや、朝歯を磨いてからの口の中の変化が、全然違うのでびっくり!
もう手放せません。
POICウォーターは、お茶やコーヒーの着色を落としてはくれないので、私は朝&昼は歯磨き粉&リステリンを使っています。
歯磨き後にフッ素塗布
子供のフッ素塗布は当たり前になってきましたが、大人もぜひ取り入れたい習慣です。
フッ素は歯を丈夫にしてくれます。
でも、行きつけ(?)の歯医者さんで勧められるのはこちら。
フッ素は虫歯を予防してくれるだけではなく、歯のエナメル質の修復、歯質の強化など、ありがたい効果があります。細菌の活動を抑制するので、歯周病にも効果ありです。
朝起きた時の口の中の感じも全然違います。
あいうべ体操
通っている歯科クリニックで勧められました。
免疫を高め、インフルエンザ等の感染症予防にも役立つ「あいうべ体操」ですが、口臭予防、歯周予防にもつながります。
口腔ケアの一環として、習慣にできると良いです。
ケアの内容は、最新の情報にアップデート
医療・医学は日進月歩で、今常識とされていることでも、来年には非常識となっているかもしれません。
口腔ケアに関しても、歯科クリニックに行って聞いたり、自分で情報収集するなどして、その時ベストとされる方法で行っていくのが良いのだと思います。
歯科検診に行くなら、勉強熱心で教えるのが好きな歯医者さんのところに通いましょう。お医者さん目線で厳選された情報なら、自分で調べるより効率良く情報収集できますよ。
口腔ケアの参考サイト
信頼できる筋の正しい情報で、歯を大切にしましょう!
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット
予防歯科が根付かない日本
日本では予防歯科がなかなか根付かず、歯科定期受診やセルフケアの状況は、欧米に比べて10年~30年遅れているという状況だそうです。
日本人はリスク管理が下手とは言われますが、がん検診の受診率も低いし、生活習慣病も「なったら薬を飲めばいい」的な人はまだまだ多いし、これってなぜなんでしょうね。
稿を改めて考えたいと思います。
アイキャッチ画像はPixabayのBru-nOによる画像です。