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同僚の口臭で幸福度は下がる!健診には歯科も含めるべき

会話する虎とライオン

こんにちは、ブジカエル(@buji_kaeru)です。

今日は「幸せになる技術 ―ポジティブな感情が生まれやすい環境を作る」という記事を書きました。

幸福度を高めるには、ポジティブな感情が生まれやすいように身の回りを整えることが有効です。

それは、見ると幸せな気分になる写真を置いたり、お気に入りの小物を飾ったり、良い香りで空間を満たしたり、といった、ちょっとしたことでいいので、ぜひやりましょう。

というような内容です。

この記事を書きながら、同僚の口臭に苦しんだ過去を思い出してしまいました。乗り越えて成長するために(?)過去と向き合いつつ、日本社会をあげての口臭&歯周病撲滅キャンペーンを提案したいと思います。

ちなみにこの記事の画像は、私が大型のネコ科動物が好きだから選びました。トラやライオンの口臭について論じるからではありません。

目次

口臭が長年ひどいままの同僚

30代の初め頃に転職し、新たに入職したその職場には、口臭のひどい人が一人いました。彼女は私と同い年なのですが、私の入社当初から彼女の息のクサさレベルは絶頂だったように思います。

彼女(以後「口臭ちゃん」)が呼吸したり、電話で喋ったりすると、そのニオイが広がって席の近い人が主にその被害に遭い、少し遠めの席の人にもそのニオイは届いてしまうという、強烈な広がりようでした。

その口臭はまずいよ、改善しないと、と社長自ら直々に指導していましたが、改善されません。

口臭を指摘されたら、まず歯を磨くのではないかと思うのですが、昼休みに歯を磨いている様子もなく。

社歴の長い人に聞いてみたら、彼女は20代半ばで入社してきたそうですが、入社当時から口臭がきつかったそうです。

基本業務は社内での制作でだいたい一日中社内にいるのですが、クライアントとの対面対応もたまにあります。随分前から口臭について指摘、指導していたそうなのですが、それから何年経っても何の改善もないということでした。

口臭の直接被害は本当に辛い・・

私の入社当初、口臭ちゃんとは席がわりと近かったのですが、社内の風向きの関係で、私の席にはあまり口臭が流れてきませんでした。

でも、人が辞めたり入ってきたりで席替えがあり、私はモロに口臭の流れてくる席に移動することに。

毎日のようにくっさい口臭を浴びせられることになってしまったのでした。

何のニオイかは謎なのですが、とにかく超絶クサイ。

中高年以降の歯周病とはちょっと違うニオイで、どぶのような、下水のようなニオイが強いときもあり、まるで毒ガス。

こんなニオイの中で日々呼吸していたら、何かの病気になるのではないかとすら思いました。

朝出社したら、オフィス内に口臭ちゃんのニオイが強烈に充満していて、会社が動物園になったのか!?くらいに驚愕しました。動物園の中の、しかも手入れが行き届かず不潔な檻の中のようなニオイでした。彼女より後から出社したメンバーで揃って絶句、慌てて換気したということもあります(フレックス勤務OKの会社で、口臭ちゃんの出社時間は最も早かった)。

口臭ちゃん一人の強烈なニオイのために、社内の他の皆がバタバタしていました。

口臭による毒ガス攻撃対策

上司も口臭ちゃんのクサさはよくわかっていて、口臭外来に行きなさいとか言ってくれてはいたのですが、行っている様子はなく、改善は全く見られませんでした。

会社側としては、オフィス内のレイアウトをちょっと変えたり、空調の風向きを工夫したりはしてくれたのですが、誰かが必ず口臭被害に遭う構図は変わりません。

消臭力もある空気清浄機を買ってくれたのですが、効果は気休め程度。

そうすると、あとはもう自己防衛するしかありません。

アロマの精油を染み込ませたハンカチで鼻を覆ったり、ミニサーキュレータをデスクに置いて、口臭ちゃんのデスク方面に風を送ったり。

このような方法でも多少はしのげましたが、防ぎようのない流れもありました。

ものすごい集中している時でも、くっさいニオイが流れてくると、集中が途切れちゃうんですよね。
仕事の効率は相当下げられていたと思います。

ハンカチで顔を覆っていたら片手は使えないし、マスク着けてばかりいるのも嫌だし。

そんなことが数年続いたでしょうか。。

結局、会社が広いオフィスに引っ越し、口臭ちゃんの近くの席にはかつ嗅覚のあまり良くない人に座ってもらうことで解決しました。

ニオイのせいか?口臭ちゃんのことは苦手なまま・・

今考えても、口臭ちゃんの口臭が何のニオイだったのかは謎のままです。

前職の他の同僚たちとは、退職した今も時々会うのですが、口臭ちゃんとは会いたい気がしないので会いません。

別に悪い人ではないので、社内では一応普通に接してはいましたが、会社を辞めたらお付き合いはもうしたくないと思いました。

あのニオイをまた嗅ぐのはもう嫌だwと思うからというのもあるかもしれませんが(あのニオイを毎日嗅がされるのは、トラウマレベルで辛い経験でした)。

周りから口臭を指摘されながらも、お昼休みに歯を磨いてなかったり、口臭外来に行ってなかったり(ニオイが改善しないので上司に聞いたら、何度言っても口臭外来に行かないとのことでした)という、そういう口臭ちゃんの姿勢というか態度というか、が嫌だったのかな、と今では思います。

口臭を指摘する方も、心苦しいと思うんです。

言いたくないけど、心を鬼にして言わなければならないから言うんですよね。あなたの息はクサイと。

そういう勇気を無視して、口臭を改善しようとしないのは、どういうつもりなのか・・。

あなたの口臭で私はこんなに苦しいのだから、改善しようという姿勢を見せほしい。

という気持ちがとても強くなってしまっていたように思います。

雇用側は従業員向けに口臭対策をするべき

日本人は歯周病罹患率が高い

成人の8割が罹患しているというのは大袈裟だそうですが(参考:厚生労働省e-ヘルスネット|歯周疾患の有病状況))、30代になると2割程度、40代になると3割以上、50代では半数を超える人が歯周病。

以前より減っているとはいえ、日本人の歯周病罹患率は高いと言わざるを得ません。

日本人の口腔ケアは、欧米より20年ほど遅れていると言われていますが、恐らくその影響が大きいと思います。

オフィスで席が近い人とか、よく接する人の歯周病による口臭に悩んでいる人は、たくさんいるのではないでしょうか。

健診に歯科を含める

企業などの雇用側が従業員に受けさせる健診に、歯科も含めるべきだと思います。

歯周病は、口臭がきつくなるだけでなく、全身の疾患と関わっているし、放置すれば歯が抜けてしまうし、できるだけ早期に治療するべきです。

口臭の原因には色々ありますが、口の中に原因がある場合が大半。なので、歯科クリニックで口腔内の状況を定期的にチェックするのが一番です。

最低年に1度、できれば複数回歯科で検診を受け、必要な処置を受けましょう。

ニオイで人の気分、ひいては幸福度が変わる

ニオイの分子が鼻の粘膜に付着することで、人はニオイを感じ、感じたニオイは自律神経に作用します。

良いニオイならリラックスして良い気分になるし、悪臭なら緊張や警戒、イライラなどの感情でいっぱいになってしまうかもしれません。

人は、良い気分の時に創造性や生産性が高まります。

職場において、どちらのニオイが好影響であるか、考えるまでもありません。

職場で歯周病の人が減れば、良い影響が必ずあるはず。

口臭&歯周病を寄せ付けない大人のオーラルケアについては、ぜひ以下の記事をご参考ください。

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歯周病・口臭予防の最適解は「POICウォーター」

上記の記事でも紹介していますが、心底患者の健康を願う良心的な歯科医師が勧めるのがPOICウォーター(ポイックウォーター)です。

POICウォーター(ポイックウォーター)〜口腔洗浄液〜(500ml/1パック)

口臭についてはうちは夫婦揃って常日頃気を付けているので、口腔ケアはしっかりやっている方だと思います。今まで色々な商品を試してきましたが、一番効くのはPOICウォーターでした。

何か特別なものを飲んだり噛んだりする必要はなく、POICウォーターで歯磨きをして、ついでに舌を磨けばOK。

虫歯や歯周病&口臭予防にぜひどうぞ。

口臭予防のアイテムには要注意

口臭予防のマウスウォッシュなど、口臭お悩み対応系のアイテムはたくさん売られていますが、歯周病や虫歯になっていたら、このようなものは効きません。

飽くまでも予防に効くのであって、歯周病になってしまっていたら、歯科クリニックで歯周ポケットの中の細菌をほじくりだしてもらわなければなりません。

イソジンなどで無闇に除菌するのもNGです。

口の中には、必要な常在菌もいます。そういう必要な菌まで殺菌してしまうと、それはそれで全身の健康を保つ上で問題が生じます。

おわりに

口臭ちゃんのニオイの元が何だったのかは今もわかりません。

自分の息がクサイと人から指摘されるのって結構辛いものがあるような気がするのですが・・それでも口臭外来に行きもしないというのは、何か信念でもあったのか・・。

悪臭がする=体のどこかに何か問題がある、と思って、健康のためにも口臭ケアはしっかりしたいものです。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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