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天気が良くない日の不調を気のせい・思い込みと言うお医者さんもいるけれど。一患者としてはこう思う。

気象病を招く悪天候のイメージ画像

こんにちは、ブジカエルです。

先日書いた「曇りの日は眠い、だるい、頭が重い肩が痛い・・・原因と対策」という記事のアクセス数が多めなので、関連記事を書いておこうと思いました。

当該記事タイトルに「原因と対策」と書いたわりに、自分に効く対策を見いだせないまま終わってしまったので、読んでくださる方に申し訳ないというか、自分自身納得いかないというか、という状態なので。

目次

気象病が思い込み?気のせい?

先日のこの記事を書くとき、色々なサイトを見てまわったのですが、ある著名なメディアサイトに、雨や曇りの日の体調不良はだいたい気のせいだよ、天気が悪くなると頭が痛くなるという思い込みが強いからだよ、と主張するお医者さんの取材記事が掲載されていました。

そのお医者さんの見解を「嘘」と決めつける気はありません。
病は気からとも申します。
そういう場合もゼロではないだろう、と思います。

でも、私も、私の周りの気象病の人も、曇天の日に天気を知る前から体調が悪いんですけど。
とも思いました。

朝起きて、カーテンを開ける前から「なんだか肩が重いなぁ、頭が痛いなぁ、アレルギー反応が強く出るなぁ」と思って窓の外を見ると、お天気が悪いというパターン。

会社で仕事をしていて、「だんだん頭が重くなってきた。目の奥が痛い。肩が痛い。斜め前のアレルギー持ちのお姉さんのくしゃみが止まらない」と思って外を見たら、急に天候が崩れ始めたところだった、というパターン。

どちらのパターンもしばしばありますが、お天気が悪いから具合が悪くなりそうだなーと思っているうちに具合が悪くなるのとは明らかに違います。なんか具合悪いなーと思って空を見ると、お天気が悪いことに気付くのだから。

それを、気のせいとか思い込みで片付けられてはたまらんな。
気象病の一患者としてはそう思います。

気象病には個人差が顕著に現れると思う

私は色々な感覚が鋭い体質です。
この機会に暴露(カミングアウト?)しますが、HSPってやつです。

だから、HSPでない人が大丈夫な音や光でも耐え難かったり、HSPではない人なら何でもない衝撃に非常に敏感に反応したりするし、低気圧や気圧の変化にも、人一倍敏感に反応するのだろうと思います。

例えば、台風が来ているときや、2000~3000mの山の中で寝るとき。私はどうしても眠りが非常に浅くなります。深く寝入ることができず、うとうとしている状態が一晩中続くのです。

これらは体調不良というよりは睡眠障害ですが(睡眠障害も体調不良か?)、台風や標高の影響を受けない人もたくさんいます。
曇りでも雨でも全然元気な人もたくさんいます。

気象病は、体質やその時の体調による個人差が大きいのではないでしょうか。

気象病が気のせいだと言う人はきっと、感覚が鈍く、想像力があまりないタイプ

お医者さんも人体のスペシャリストなら、そういう感覚の個人差も考慮してくれればいいのに。

と思うのですが、感覚が鈍い体質で、想像力もない人の場合、お医者さんであってもそういう考慮は難しいのかもしれません。自分で身をもって経験していないことについて、想像力を使って思いを至らせることは、難しいものです。

だから、気象病は気のせいだと主張するこのお医者さんは、感覚が鈍く、想像力がないのだろう、と思っておくことにしました 。

私が何かの病気になった時には、できれば体質の個人差まで考慮が及ぶお医者さんに診てもらいたいと思います。でも、鈍感なお医者さんにもその存在意義はあるはずで。

ちょっとした病気を笑い飛ばして治してほしいときにはそういうお医者さんに診てもらえるといいのかな。
と思いました。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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