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問題8|第20回 精神保健福祉士 国家試験 ①精神疾患とその治療

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題8 次のうち、洞察的精神療法として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 芸術療法
  2. 行動療法
  3. 箱庭療法
  4. 自律訓練法
  5. 精神分析療法

設問について

精神療法に関する理解が問われる問題。

精神療法については、中央法規当該科目テキスト(第2版)第5章第3節「精神療法」p228~。

精神療法は、
・支持的精神療法
・洞察的精神療法
・表現的精神療法
・訓練的(指示的)精神療法
・家族療法
等に大別される。

各選択肢について

選択肢1:芸術療法

×

芸術療法は、表現的精神療法の1つ。
絵画・描画、コラージュ、音楽、陶芸、舞踏、俳句などの詩歌、書道など多くの芸術の領域を対象とした療法が開発されている。

表現的精神療法の多くは「体験的精神療法」とも呼ばれる。
基本は、不安や解決困難な出来事を言葉その他による表現させることで、ネガティブな感情の発散を促すこと。発散により問題の解決が得られるのは「カタルシス効果」。

表現的精神療法には芸術療法の他に、
・心理劇
・遊戯療法(プレイセラピー)
・箱庭療法
等がある。

選択肢2:行動療法

×

行動療法は、訓練的療法の1つ。
指示的精神療法とも呼ばれる。

訓練的精神療法とは、精神内界を探求するのではなく、観察可能な行動を対象として、新しい学習、再学習、あるいは訓練などを通じて適応性の改善を図ろうとする療法の総称。

訓練的療法の多くは、古典的条件付け、オペラント条件付け、社会学習理論、認知的行動変容と自己統制理論などの学習理論を背景に持つ。

訓練的精神療法には、行動療法の他に、
・認知行動療法
・森田療法
・内観療法
・自律訓練法
・バイオフィードバック方
等がある。

選択肢3:箱庭療法

×

箱庭療法は、表現的精神療法の1つ。
ローエンフェエルドが考案した技法を、カルフが発展させた治療法で、内側を青く塗った箱に砂を入れ、用意されたミニチュアの人形や玩具を自由に配置し、箱庭を完成させるように促す。信頼する治療者の前で内的世界を表現することで、問題解決が進むとされる。カルフのもとで学んだ河合隼雄が日本に紹介して広く普及した。

選択肢4:自律訓練法

×

自立訓練法は、訓練的精神療法の1つ。
自己暗示を利用して、自律神経を副交感神経系が優位で安静弛緩の方向へ向かせ、落ち着いた自立状態を会得することを目的とする。

選択肢5:精神分析療法

精神分析療法は、洞察的精神療法の代表的な療法。
フロイトが創設した。

この場合の「洞察」は、自己の思考や行動パターンを意識化し、その背景や意味について理解することを指す。患者自身が病気の症状やその背景にある事柄について理解を深め、人格の構造的変化がもたらされることを通じて問題の解決を期する。

正答

5(精神分析療法)

第20回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学11年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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