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問題46|第21回 精神保健福祉士 国家試験 ④精神保健福祉の理論と相談援助の展開

勉強するウサギのイラスト

こんにちは、ブジカエルです。

2023年2月、社会福祉士の試験に合格したと思われるので、精神保健福祉士国家試験に向けての学びを始めました。

この記事では、過去問題をしゃぶり尽くします。

↓過去問題はここ↓
社会福祉振興・試験センター>精神保健福祉士国家試験>過去の試験問題

目次

問題46 次のうち、J精神保健福祉相談員が考えた、活用できる制度として、適切なものを1つ選びなさい。

P市保健センターのJ精神保健福祉相談員(精神保健福祉士)は、Kさん(38歳、男性)から妻のことで電話相談を受けた。
Kさんの妻は双極性障害で、精神科に通院している。Kさんは単身赴任中で、妻はP市で小学3年生の子どもと二人で暮らしている。
最近、妻の症状が悪化して、朝起きられず、そのために、子どもは学校を休みがちであるという。そのことで、妻は自分を責めている。Kさんは、妻と子どもが心配で毎日連絡は取っているが、仕事の都合で家に戻ることはできない。
「何か利用できるものはありませんか?」と尋ねるKさんに、J精神保健福祉相談員は、Kさんをねぎらった上で、活用できる制度を念頭に置いて、妻宅に訪問することを伝えた。

次のうち、J精神保健福祉相談員が考えた、活用できる制度として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 児童発達支援
  2. 居宅介護
  3. 自立生活援助
  4. 短期入所
  5. 放課後等デイサービス

設問について

精神障害者が利用できる福祉サービスに関する理解が問われる問題。
もちろん、問題文の事例についての正確な理解が大前提。

選択肢が含む、精神障害者以外の主体が利用できるサービスについても理解しておきたい。

各選択肢について

選択肢1:児童発達支援

×

児童発達支援の対象は、心身の成長や発達に課題のある就学前の子ども。
当該事例の子どもは対象外。

選択肢2:居宅介護

障害福祉サービスの居宅介護のサービスとして家事援助があり、利用者への支援と一体的に行われる掃除、調理、洗濯等の家事や学校への連絡援助等の育児支援も含まれる。

選択肢3:自立生活援助

×

自立生活援助は、入所施設やグループホーム等から一人暮らしへの意向を希望する知的障害者や精神障害者などに対して一定期間定期的な巡回訪問や相談援助を行う。

選択肢4:短期入所

×

自宅で介護する人が病気の場合等に、障害者支援施設等の施設に、夜間を含め短期入所を必要とする障害者を対象に、入浴・排泄・食事の介護等を行う。

選択肢5:放課後等デイサービス

×

障害のある小学校~高校までの就学児が対象。
Kさんの子どもが利用可能かは不明。

正答

2(居宅介護)

第21回 精神保健福祉士 国家試験 全問題はこちら

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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