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《福祉職員・支援員》自分教育プロジェクト【必須項目トップ10】

障害福祉の相談支援事業とは

こんにちは、ブジカエルです。

福祉転向より約1年、勤務先(就労移行支援)で研修もOJTもろくにないので、自分で自分を教育しています。

この記事は、福祉職員初任者に求められること10項目についてまとめました。

目次

出典

今回も出典は、「《福祉職員・支援員》自分教育プロジェクト【資料編】」の記事にも掲載した、『福祉職員キャリアパス対応生涯研修課程テキスト』の初任者編でした。

内容の整理や項目の分け方については色々思うところはありますが、書いてあることはやはり色々読み漁った中で随一だと思います。

利用者との信頼関係を形成できる

福祉職として働く上での、基礎中の基礎なのだと思われます。

信頼関係がなければ、支援できない(させてもらえない)と言っても過言ではないような?

利用者さんに誠意を感じてもらえるように、利用者さんの人格を尊重し、人権を大切にする気持ちを持って関わることが必要そうです。

報連相を的確に行える

福祉に限らず、どの職場でも大切なことですが。

利用者さんとだけではなく、他の職員ともきちんとコミュニケーションを成立させねばなりません。

特に初任者は、上司や先輩職員からの指示で動くことがほとんどなので、業務完了や経過の報告、何かあれば連絡・相談は必須。

自分の関わる仕事がどんな状況であるか、職場の他の人たちも把握できるようにします。

緊急対応(利用者の急変、事故等)の基本を身に付ける

福祉の現場にも、色々なリスクがあります。

高齢者施設や障害者施設では、利用者が死んでしまうかもしれないような急変、事故は常に隣に。

転倒・骨折、誤嚥。
OD、飛び降り、リストカット。

いざという時にしかるべき行動ができるようにしておきたいものです。

福祉職員としての職業倫理や福祉サービスの価値基準を身に付ける

社会福祉とは何か、福祉職員の役割は何か、ということを腑に落として、社会福祉法や社会福祉制度、職場の行動指針等が目指す理念を職場で実践する姿勢が欲しい、ということでしょうか。

社会福祉士の勉強をしていると、社会福祉法や社会福祉制度、ソーシャルワーカーに必要な考え方や倫理綱領などが頻々と出てきますが、そういう勉強をしていない場合は、職場で掲げる理念や行動指針、クレドなどが最も身近な価値基準になると思います。

挨拶や言葉遣いの基本を身に付ける

これも、福祉に限らず、どの職場でも大切なことですが。

対利用者のみならず、対同僚・先輩・上司でも、社会人としてきちんと振る舞いたいものです。

利用者を理解し、共感できる

これは、1番目の「利用者との信頼関係を形成できる」と関連する項目。

利用者さんと信頼関係を構築するためには、利用者さんのことをきちんと理解して、利用者さんの思いや感じることに対して共感的理解を示すことを、ぜひ日々実践したいものです。

担当業務に関する基礎知識・技術・態度を身に付ける

これも、福祉に限らず、どの職場でも大切なことですが。

自分の担当業務に求められている知識・技術・態度をまずは理解し、自分の現状と照らし合わせ不足を認識し、そのギャップを埋めていく必要があります。

利用者ニーズや問題を発見し、アセスメントできる

ニーズには、利用者さんの気づいているニーズもあれば、気づいていないニーズもあります。ご本人の気づいていないニーズについては、それらを見つけ出し、支援に結び付ける必要があります。

また、福祉サービスを提供するには、利用者さんの様々な状況や環境を総合的に把握する必要があります。そのための手法としてアセスメントは非常に重要です。

気配りや人間関係の基本を身に付ける

気配り・・って、職場でどこまで気配りするのか判断の難しくないですか?

私もわりと気が付くほうですが、私以上に色々と気付く人からあれこれ言われると、ありがたいような、疲れるような・・でもあまりに気が利かない人が後輩だと嫌なので、やっぱりある程度アンテナは多めにしておくといいのかな。

人間関係の基本ということは、チームの一員として信頼され、仕事を任せてもらえるように振る舞うとか、そういうことですかね。。

自ら学習する姿勢と方法を身に付ける

これも、福祉に限らず、どの職場でも重要なことですが。

福士の場合特に、関わる学問領域の数が多いので、学びにキリがないという印象。

学び続けたいものです。

まとめ

福祉職員に求められる10項目について改めて見てみると、無意識のうちに実践してきたことや、日頃の業務の中でなんとなく感じていたことばかりでした。

こうして言語化するとスッキリ整理でき、なんとなく感じていたレベルを超えて確信できるので、職場で感じていたもやもやが晴れました。

福祉転向より約1年、勤務先(就労移行支援)でこんな基本中の基本も教えてもらえることなく、よく今までやってきたなと思います。

仕事のイロハを言葉で教えず、ひたすら現場で体験するだけだと、伸びしろは伸びきりません。

昭和の職人じゃないんだから、ちゃんと言葉で新人を教育しなさいよとすべての福祉事業者に言いたい。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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