レポート課題 社会福祉士養成課程

社会福祉士学習の記録|レポート(12) 第3回(3)『相談援助の理論と方法』③

レポート課題に取り組むカエルのイラスト

この記事は、社会福祉士養成課程(通信)の12番目のレポート(科目は「相談援助の理論と方法」)に関することをまとめたものです。

以下の記事にまとめた手順に沿ってレポートを作成する準備を進めました。

勉強するウサギのイラスト
社会福祉士養成通信課程で提出するレポートとその作成方法について【土台=基礎編】

社会福祉士養成課程ではレポートをたくさん書いて及第点を得る必要があります。最初に土台をある程度しっかり固めて、レポートを効率良く大量生産するために、レポート作成の基本をまとめました。これから養成課程でレポートの課題を前に途方に暮れそうな方の参考になったら幸いです。

勉強するウサギのイラスト
社会福祉士養成通信課程で提出するレポートの作成方法について【イシューから始める編】

社会福祉士養成課程ではレポートをたくさん書いて及第点を得る必要があります。この記事では、より生産性を高めクオリティと効率を上げるためのポイントについてまとめました。

レポートは2択

レポートの課題は、以下の2つから選べました。

(a) スーパービジョンの目的と機能について
~スーパービジョンの目的と機能をまとめ、あなたの考えを述べなさい。

(b) アウトリーチサービスについて
アウトリーチの目的と意義、留意点をまとめ、必要性についてあなたの考えを述べなさい。

比較して簡単そうに思えた(a)にしました。

キャリアコンサルタントの資格を取る時にも多少は勉強して、予備知識が既にあるから簡単そうに感じたかもしれません。

レポート作成の手順

毎度恒例、「社会福祉士養成通信課程で提出するレポートとその作成方法について【土台=基礎編】」の「レポート作成の手順」に沿って作業を行っていきます。

テーマ分析

「スーパービジョンの目的と機能をまとめて自分の考えを述べる」というテーマは、どのような内容を期待して設定されたのかを考えます。

また、社会福祉士養成通信課程におけるレポートは、

  • 学習を進めているよ!ということを学校に知らせる
  • こんなふうに理解しているよ!ということを先生に知らせる

ということも目的としていると考えられるため(参考:社会福祉士養成通信課程で提出するレポートの意味)テキストの内容を踏まえつつ、少し発展させたレベル内容も盛り込めるとベターかと思います。

今回のレポートは、

  • スーパービジョンの目的と機能:定義を明確にした上で、その目的と機能を端的に書く。
  • 自分にとってスーパービジョンがどのように役立つか等、自分のオリジナリティをしっかり盛り込んで書く。
    自己理解、自己覚知がある程度できていることを示せるとベターかと。

この辺りがしっかり書けていれば、及第点はもらえるでしょう。

材料を集める

レポートを書くにあたって必要な材料を集めます。

学校指定のテキストの中や、テキストに出てきた資料から主に材料を探します。

まずは、語句の意味・定義を明確にします。(次項にまとめておきます。)
例えば、

  • スーパービジョンとは

など。

材料を集める

レポートでは、学校指定のテキストをしっかり押さえておくことのは大前提。

下記資料も参考になりそうなのでメモしておきます。
国立障害者リハビリテーションセンターのサイトに掲載されていました。

気になったことを調べながらレポートを作成していたら、下記の調査報告書や論文が結構参考になったのでメモしておきます。

スーパービジョンとは

学校指定のテキスト98~100ページから。
(私の所属する学校と違う学校の方は違うページで確認してください)

スーパー(super)=超越
ビジョン(vision)=先見

スーパービジョン=深く遠く将来を見通すこと、またそのような能力を培う過程

ソーシャルワークにおけるスーパービジョンとは、社会福祉機関や施設において実施される、スーパーバイザーによるスーパーバイジーへの管理的・教育的・支持的機能を遂行していく過程を指す。言い換えれば、スーパーバイジーの援助の質を高め、よりよい実践ができるよう、スーパーバイザーが具体的な事例を通して適切な指導・助言を行うプロセスである。どのような職種であれ、経験の浅い者は自分の言動に自信が持てなかったり、あるいは自分では気づかぬまま好ましくない言動をとることが少なくない。対人援助の場面においてもそれは例外ではなく、ソーシャルワーカーとしての自信や能力、知識や技術などを身につけることは、適切なサービスを提供する上で必要不可欠なことである。ソーシャルワーカーは、スーパービジョンを通して、さまざまな機能を備えたプロフェッショナルとして成長していくのである。

スーパービジョン関係において、スーパーバイザーが3つの機能ー管理・教育・支持ーを提供することによって、スーパーバイジーの技術・知識・態度・倫理的基準の発展を促し、利用者へのサービスの質を向上させるものであり、専門職育成の過程である。

スーパーバイザーとは

スーパービジョン関係において指導・助言する側であり、実践の経験や知識・技術を持った熟練した援助者を指す。具体的には、職場の上司や先輩のソーシャルワーカー、教師、実習先の指導者などである。スーパーバイザーは「中間的な位置」を占めるものであるが、福祉機関や施設において、管理的な立場にある者がその役割を担うケースが多くみられる。そのため管理者としての立場と、スーパーバイザーとしての立場とが混同されることも少なくない。本来、それぞれの立場は別のものとして存在し、その指導・助言が管理者としてのものなのか、スーパーバイザーとしてのものなのかが明確に区別されなければならない。したがって、両者の役割をそれぞれ別の者が担当し遂行すべきであるのだが、実際には兼務する傾向が強い。そのような二重の役割を担う場面において、いかに自らの気持ちを整理し、それぞれの立場に立つのか、スーパーバイザーに与えられた1つの課題であろう。

スーパーバイジーとは

スーパービジョン関係において指導・助言を受ける側であり、経験の浅い援助者を指す。具体的には新人ソーシャルワーカーや学生などである。スーパービジョンは、スーパーバイザーとスーパーバイジーとの共同作業であるため、スーパーバイジーにも適切な準備と、指導を受けることへの積極的・主体的な姿勢が要求される。まずは自分の抱える課題を言語化し、整理する努力が必要となろう。実際の取組みにおいては、素直な気持ちで臨み、率直に意見を述べ話し合い、その内容をフィードバックすることが重要となる。相互理解の深化があってこそ効果的なスーパービジョンとなるのである。

スーパービジョンの目的と機能

スーパービジョンの必要性(目的)

以下学校指定のテキストから。

援助実践の視点

常に創造的なソーシャルワークにおいて、応用力や実践力を身につけ、ケースワークを個別化しつつ過去の学びをいかに現在の援助に結び付けるかを学ぶため。

新人教育の視点

新人が教育機関で学んできた理論を、実際の援助場面で応用、実践できるようになるために。経験値を蓄積し、適切な援助ができるようになるために。

バーンアウト防止の視点

熱心に仕事に打ち込んでいたのに、突然無気力で日活動的な精神状態に陥ったりすることのないように、ソーシャルワーカー自身がバーンアウトについて深く理解する必要があり、そのためにもスーパービジョンが必要。

スーパービジョンの機能

スーパービジョンの機能は以下の3つがある。それぞれは互いに関連していて、1つでも欠けると効果的なスーパービジョンは期待できない。

①管理的機能

以下2つの側面がある。

  1. ソーシャルワーカーとしての機能やニーズへの対応が十分に遂行されているか。
  2. 業務の負担や効率性、事例数などが適切か。

組織がその目的に沿って効果的なサービスを提供し、組織目標が達成されるように、またその組織に所属するソーシャルワーカーが自身の能力を発揮し利用者へのサービスの質を向上させられるように、体制を作っていくため。

②教育的機能

ソーシャルワーカーが援助技能を高め、専門職として効果的なサービスを提供し、職業上の自己実現が図れるように、技術・知識・態度・倫理的基準の発展を促し、具体的かつ実践的な指導・助言を行う。

教育機関で身につけた基本的な知識や技術は、実際の援助でうまく活用されない場合が多い。実践を通してそれらを理解し、自分で考え判断し行動できるようになるために、スーパービジョンで教えられ学ぶことで、より高度な知識・技術を身につけそれを実践する能力を培う。自己覚知の機会、学習意欲の持続させること、なども。

③支持的機能

ソーシャルワーカーの援助実践を、スーパーバイザーが精神的にサポートすること。ソーシャルワーク実践において生じる、理想と現実のギャップや様々なジレンマ、葛藤を克服していく過程は、その後のソーシャルワーカーとして進む道に大きく影響する。スーパーバイザーとスーパーバイジーが課題を共有し、受容と共感を通じて、支持的機能では、援助活動の中で生じるジレンマや葛藤の調整を行い、自己覚知の促進とバーンアウトの防止を含めた専門職としての成長を促す。

(つづく)

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