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第31回 社会福祉士国家試験 問105(相談援助の理論と方法)

試験合格を祈るカエルの画像

2019年2月に行われた、第31回社会福祉士国家試験の問105について。

社会福祉士国家試験対策、過去問題の一問一答。

一発合格を目指します。

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目次

問題文

問題105

ブラッドショウ(Bradshaw, J.)のニード類型論に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。

  1. 規範的ニードは,同じ特性を持つ別の人や地域などとの比較により明らかにされる。
  2. 規範的ニードは,「望ましい」基準との対比において,専門家や行政官などが存在を認めたニードを指す。
  3. 規範的ニードは,クライエントとの契約によってその内容が定まる。
  4. 比較ニードは,クライエントによって体感的に自覚される。
  5. 比較ニードは,その存在が社会的に認知されているニードを指す。

正解

2

この問題の解き方

ポイント

ブラッドショウのニード類型論について知り理解しておくこと。

選択肢1:× 選択肢の内容は、比較ニード。

選択肢2:○

選択肢3:× 規範的ニードは、規範に照らして客観的に判断される。クライエントとの契約で内容が決まるものではない。

選択肢4:× 選択肢の内容は、フェルトニード。

選択肢5:× 選択肢の内容は、規範的ニード。

第31回社会福祉士国家試験問題

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学習メモ

ブラッドショウ(Bradshaw, J.)のニード類型論

ブラッドショウはソーシャルニードを以下の4つに分類して論じた。

規範的ニード/normative need

規範や社会通念などから判断されるニード。

例えば、望ましい基準との対比において、専門家や行政官などが存在を認めたニード。

比較ニード/comparative need

同様の特性がある対象との比較によって判断されるニード。

同じ特性を持つ別の人や地域などとの比較により明らかにされるニード。

フェルトニード/felt need

本人が主観的に感じているニード。

クライエントによって体感的に自覚される。

表出されたニード/expressed need

表明されているニード。

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この記事を書いた人

このブログを運営しているブジカエル、カエル好きですがカエルにはあまり詳しくありません。精神障害者の地域生活を支援する精神保健福祉士、社会福祉士、国家資格キャリアコンサルタント。旅好き、学び好き、放送大学12年目のマルチポテンシャライト。科学的な幸福の研究に興味津々なポジティブ心理学実践インストラクター。健康管理好き、2013年に健康管理士、食生活アドバイザー3級&2級を取得。
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